以下、平成10年4月7日付け建設工業新聞よりの抜粋で す。
日本建築学会賞作品に、「川上村林業総合センター森の交流館」 (飯田善彦氏=飯田善彦建築工房)、 「国際情報科学術アカデミーマルチメディア工房」 (妹島和世氏=妹島和世建築設計事務所、 西沢立衛氏=西沢立衛建築設計事務所)、 「ふれあいセンターいずみ」(武田光史氏=武田光史建築デザイン事所)、 「新国立劇場」(柳澤孝彦氏 = TAK建築市計画研究所) の4作品が選ば れた。
「新国立劇場」は、 国会決議から30年、 国際設計競技の設計者選定から11年を経て、 昨年東京・西新宿にオープンした。 特色は専用性を明確に打ちだした点にあり、 オペラ専用の大劇場、 演劇専用の中劇場、 前衛的舞台芸術のための小劇場の三つで構成される。 オペラ劇場は、伝統的劇場の 長方形劇場と扇形劇場のニつの平面型 を重ね合わせるという 独創的な考えで生み出された。 これによって、理想的な音響を確保するとともに、 観客の視線の交錯する親密かつ 華やかなオペラ劇場持有の空間を つくりだすことに成功している。 まだ周辺のさまざまな公共空間、 外部空間も劇場空間ととらえ、 都市空間に新しい方向を 提案した。 |